還暦祝:震災の苦悩を糧にして発足された「宝塚グリーンスター」

今から遡ること平成7年に発生し、兵庫県を中心に大きな被害を記録した、阪神淡路大震災がありました。
その翌年である平成8年1月、復旧と復興の進む中の暗い世情からの脱皮を図るために発足された、還暦野球チーム「宝塚グリーンスター」をご紹介します。
逸早く高齢者の方たちの健康維持を兼ねた還暦野球の存在意義を掲げ、宝塚市のスポーツ関係者や関係団体、そして市議の働きかけで設立に漕ぎ付けます。
「宝塚グリーンスター」は、宝塚市体育協会生涯スポーツ部門”グリーンエイジ”の一角に加えられています。
そして、既に数チームで発足していた兵庫県還暦軟式野球連盟に加入します。
チーム結成10年目の一昨年(H17年)には、兵庫県還暦野球リーグでついに念願の初優勝を果たします。
リーグ優勝を手中にしたことで、県下の強豪チームの一角に添えられるまでに成長しました。
また、県内リーグだけではなく西日本大会や全国大会にも常時出場しており、年間約30試合をこなすまでに至ります。
災害の苦悩を糧にして結成されただけあり、還暦とは思えぬハングリーさを感じさせるチームになっている「宝塚グリーンスター」です。
一時期の低迷が嘘のように、ここ最近は活気に満ち溢れた戦いを繰り広げる地元の伝統球団、「阪神タイガース」の影が見え隠れします。
アマチュアといえども、れっきとした勝ち負けを有する勝負事です。
ただ楽しむだけではなく、精一杯プレーして常に上を目指すという向上心も必要です。

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還暦祝:青春時代の想い出は今からでも取り戻せます

還暦野球は、現在ではほぼ全国の都道府県に連盟【還暦(軟式)野球連盟】があり、約300以上のチームが登録されています。
「湘南ドリームズ」の所属する神奈川県だけでも約20の還暦野球チームがあり、年々その数は増加していく傾向にあります。
さらに、「湘南ドリームズ」のように30人以上のメンバーが所属するチームや、少人数で全員野球を楽しむチーム等、その形態は様々です。
「湘南ドリームズ」の選手は、元プロ野球選手、社会人野球経験者、そしてアマチュア草野球を楽しんでおられた方等の野球経験者が大多数を占めています。
一方、還暦祝を迎えられたことで定年となり、仕事を引退してから初めて野球に挑戦される方たちも多数存在します。
そのため、還暦野球ではあらゆる背景をもった方たち全員が楽しむことのできる野球を目標としています。
還暦野球は、還暦と謳っていることでお分かりのように、基本的に60歳以上の方を対象としたものとなっているのが現状です。
しかし、高齢化が年々進む中、70歳以上でも現役で野球を楽しみたいという方たちのために、昨今では古希野球も盛んに行われています。
還暦野球のチームではライバルに獲られてしまったレギュラーの座であっても、古希野球ではエースとして活躍されている方等もいます。
いずれにしても、還暦野球に関しても古希野球に関しても、その年齢を感じさせないほどの溌剌とした姿勢が魅力的なものとなっています。
これから還暦祝を迎えられる方たちも、国民的スポーツである野球を心の糧にしてもう一度青春時代を謳歌してみませんか。

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還暦祝:ベースボールに年齢は関係ない

還暦野球チーム「福知山倶楽部」の練習日は、毎週水曜日と第1、3土曜日となっています。
練習場所は、由良川河川敷グラウンドや長田野グラウンド、そして福知山球場等を使用しています。
練習内容は、キャッチボールやランニング等、怪我を極力防止するために十分身体を解すことから始まります。
その後、ノックの練習をするため、メンバーたちは各ポジションに散らばってその打球を受けることになります。
練習中は、いつ何時もメンバー同士が常に声を掛け合ったり励まし合ったりしています。
既に還暦祝を迎えられていることで、体力が落ちていることは否定できませんが、メンバーたちは懸命になってボールを追いかけています。
もちろん息が上がったり足が攣ってしまうこともありますが、メンバーたちの顔からは常に笑顔が零れています。
メンバーたちは、還暦祝を迎えられて第二の人生を野球に打ち込むことで楽しみ、尚且つ身体一杯でその楽しさを感じ取っているのです。
野球という国民的スポーツは、なにも若い人たちだけが楽しむものではありません。
還暦祝を迎えられた年配の方たちでも十二分に楽しむことができる素晴らしいスポーツなのです。

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還暦祝:生涯スポーツの見本「福知山倶楽部」

まずは、平成13年2月に代表者である福間誠一氏により創設された還暦野球チーム、「福知山倶楽部」をご紹介したいと思います。
「福知山倶楽部」のメンバーたちのボールを追いかける目は、還暦のそれとは違い、少年野球に夢中になっている子供たちと同じように輝いています。
確かに還暦祝を迎えられたことで、みなさま無理の利かない身体になっているのも事実です。
しかし、他のメンバーたちと野球を一緒に行えるという喜びを共に分かち合っているのです。
この辺が、生涯スポーツの見本となっているチームであることの根拠といえるのではないでしょうか。
「福知山倶楽部」は、年齢を重ねても仲間たちと野球を楽しもうという考えの元に結成されました。
福知山市野球協会が、還暦祝を迎えられた方たちを中心としたチーム作りを計画し実行に移しました。
遡ること平成12年11月にメンバー募集を始め、その呼びかけに応じた38人の精鋭が集合し、翌年2月10日に結成式を経た後活動をスタートしました。
また、表向きは還暦と謳っているものの、59歳からの人たちを対象としたチーム作りをしているのも特徴といえます。
そして、チームの平均年齢は62歳で、最年長の方の年齢はなんと75歳ということです。

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還暦祝:全国に散らばる還暦野球チームのご紹介

日本で一番人気のあるスポーツといえば、今も昔も野球しか考えられないと思います。
その中でも頂点に位置する日本プロ野球界(NPB)では、ここ数年イチローや松井秀喜、そして松坂大輔らの至宝が米国MLBに流出している傾向があります。
そのような傾向が毎年進んでいるため、各球場に於ける観客動員数減少やテレビ視聴率低迷に歯止めが掛かっていないのが現状です。
しかし、彼ら以外にも多くのスターは存在していますので、まだまだ日本野球界も廃れることはないと思われます。
そして、高校野球も相変わらずの人気を誇っています。
2006年は、東北楽天イーグルスに入団した元駒大苫小牧高校の田中将太くん、早稲田実業高校から早稲田大学に進学したハンカチ王子こと斎藤佑樹くん。
2007年は、4月3日に幕を閉じた春季甲子園大会で野球ファンの注目を一身に浴びた、大阪桐蔭高校の中田翔くんらがその人気を背負っています。
そんな中、前述のように還暦祝を迎えられた方たちで結成された野球チームが今脚光を浴びています。
そのチームのほとんどは、日本各地に点在する「還暦(軟式)野球連盟」に加入しています。
ここからは、そこに加入している還暦野球チームにスポットを当てていきたいと思います。

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還暦祝:生涯スポーツ(野球)

還暦祝を迎えられる方たちのみなさまは、「生涯スポーツ」という言葉をお聞きしたことはございますでしょうか。
すべての人々がそれぞれの目的、そして体力や年令に応じて生涯に渡ってスポーツ活動に親しむことを生涯スポーツといいます。
それにより、心身の健全な発達を促すと共に、明るく豊かで活力に満ちた生き甲斐のある生活の実現を目指すということです。
昨今に於いては、平均寿命の延伸や余暇時間の増大、所得水準の向上や生活意識の多様化からスポーツの大衆化が進んでいます。
老若男女どなたでもスポーツに楽しみを求め、健康作りや社交の場としてスポーツを行うことが広く普及され実践されています。
さて、それでは還暦祝を迎えられる方たちにとっての生涯スポーツとして挙げられるのはどんなものなのでしょうか。
アンケートによれば、ウォーキング、マラソン、登山、野球、ゴルフ等の意見が多いようです。
中でも、ウォーキングやジョギング、ゴルフ等は年配の方たちに於ける生涯スポーツの定番といえるでしょう。
しかし、現在最も脚光を浴びているのが、「還暦野球」と呼ばれる還暦を迎えられた方たちで結成された野球チームなのだそうです。

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還暦祝:映画のモデルにもなった「湘南ドリームズ」

2004年の春からおよそ1年間に渡って、<還暦野球>というタイトルのドキュメンタリー映画(金森誠監督作品)が公開されました。
その映画のモデルとなった還暦野球チームが、神奈川県を本拠地とする「湘南ドリームズ」です。
まずは、「湘南ドリームズ」等のチームが活躍する還暦野球と学生野球等とのルールの違いとはどんなものなのかを説明したいと思います。
還暦野球の正式なルールが定められて競技化されたのは、平成3年の全日本還暦軟式野球連盟の発足時に遡ります。
還暦野球の基本的なルールに於いては、一般の軟式野球と比較してみてもそれほど大差はないと考えてもいいでしょう。
相違点を強いて挙げるとするならば、高校生以上で使用されている一般のA号ボールよりも一回りサイズの小さいB号ボール(中学生と同じ)の使用。
そして、塁間が25m(一般は27.43m)の距離に設定。
ピッチャーズマウンドとホームの距離が16.3m(一般は18.44m)に設定。
また、金具付スパイクの使用が禁止される等、高齢者の方たちの体力等に合わせたルールが採用されているという点も相違点といえます。

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還暦祝:還暦祝を迎えた有名人

近年に於いて、還暦祝を迎えた有名人にスポットを当ててみることにしましょう。
還暦祝を迎えた有名人として真っ先に思い浮かぶのは、このほど北京五輪の日本代表野球監督に就任された星野仙一氏(1947年1月生)でしょう。
星野氏は、北京五輪の日本代表監督に就任された今年2007年1月に還暦祝を迎えられました。
現役時代は中日ドラゴンズのエースとして君臨し、引退後は阪神タイガースの監督も務められました。
ご存知のように、星野氏はとても情熱的な性格を持っておられる方で、多くの野球ファンを常に熱狂させていました。
そういえば、星野氏が自身のホームページでこんなことを語られていました。
「俺の還暦は60歳ではなく70歳だ。みなさまも逆に若返ったと思われるぐらい、もうひとつ性根を据えて頑張っていきましょう!」
と、同じく還暦祝を迎える団塊世代の方たちに呼びかけていました。
このメッセージは、還暦祝を迎えた団塊世代の人たちにとって励みにもなり誇りにもなります。
みなさまも、星野氏のパワーに負けないように第二の人生を実りのあるものにして下さい...

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